卒業袴のタブー?

この記事は、卒業袴に合わせる
着物に疑問をお持ちの方向けに
書いた記事になります。

卒業袴はNG少ない。

卒業袴は、NGが少なく、振袖、
訪問着、色無地、小紋、黒紋付と
いろいろなものに合わせることが
可能です。
一番質問として多い、振袖については、

卒業式に振袖を着ても大丈夫?

に解説しています。
この記事を読んで、
「えっ黒紋付?」と疑問の方も
いらっしゃる方と思います。
黒紋付は、宝塚の卒業式では
正式のスタイルです。
ただ喪服ではなく、
袖を長くした専用の紋付です。
訪問着、色無地に卒業袴を合わせる
スタイルは、先生方が多いですね。

卒業式にタブーな着物

卒業袴に留袖をあわせるのだけは、
NGとされています。

留袖

卒業袴に留袖がNGな理由について、
明確に記載しているところは
ありません。管理人も、
このブログを始めるまで、
正直深く考えていませんでした。

「なぜ卒業式に留袖がNG何だろう?」

と疑問に思って、
今回の記事なりました。

卒業袴に留袖がNGな理由

卒業袴に留袖がNGな理由として
あげられるのは、留袖には比翼(ひよく)がついているからです。
比翼とは、着物と長襦袢の間に
もう一枚着物を着ているよう
に見せるための白い布のことです。
昔の礼装は、着物と長襦袢の間に
もう一枚、重ね着をしていたのですが、
簡略化されて留袖に付け比翼という形になりました。
卒業袴に留袖を合わせた場合、
どうしてもこの比翼が見えてしまい、
留袖は結婚式における既婚者の
第一礼装であることから、
卒業式での卒業袴にはタブー、
NGとなっています。
色留袖に比翼がついている場合も、
卒業袴に合わせるのは
避けた方がいいでしょう。

まとめ

卒業袴は、留袖はNGですが、それ以外は、比較的自由にコーディネート
することが可能です。振袖、二尺袖
以外にも、自分のお気に入りの小紋、
色無地があれば、袴だけレンタルして
卒業式に出席することも可能。
思い出に残る卒業式を迎えてください。
また、袴着物スタイルで観光することも流行っています。浅草、京都、鎌倉
楽しいですね。

観光で着物をレンタルすることを
検討している方は、こちらの記事を
参考にしてください。

観光で着物レンタル4大ポイント



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